何気なく皆さんも利用するWeb。
私たちがパソコンやスマホで利用しているWebがどのような仕組みになっているのか?
このように想像したことがある人は少ないと思います。
かくいう私もそうです。
当たり前のように使っていて、この世にはなくてはならない存在となっていますが、仕組みを知らない人がほとんど。
今回はWebの仕組みについてを、歴史を振り返りながら紹介していきます。
Webサービスを作りたいと考えている方は必見です。
まずはWebについてを知っておきましょう。
- Webについて知りたい
- Webサービスの作成を考えている
- ITの勉強をしている
Webとは
Webとは、インターネット上で繋がっている世界だと私は考えています。
例えば、私たちはブラウザ(GoogleやEdge)などでWebページを閲覧したり、調べ物をしたりしますよね?
調べた結果はすべて、Web上のどこかのサーバと繋がって情報を引き出しています。
Webができる前はおそらく、必要な情報のサーバに接続しにいかないといけなかったのでしょう。
メールのように相手先のアドレスを入力するような感じです。
Webという技術ができたことにより、利用者は特にサーバなどを意識せずとも必要な情報を得ることができるようになりました。
Webブラウザの仕組み
WebブラウザでURLを打ち込んで、そのサイトに飛んだ経験がおありだと思います。
実はURLというのは人間用に記憶しやすいものでできているのです。
Webサイトにはそれぞれ個別のIPアドレスが割り振られています。
(IPアドレスとは世界中で一意に識別できる番号だと思ってください)
- 人間用:URLなどのドメイン名
- コンピュータ用:IPアドレス
人間が入力したドメイン名をDNSサーバというサーバがドメイン名からIPアドレスに変換して、Webサイトを表示します。

こうして見たいサイトが見れるのです。
Webに必要な技術
Webにおいて重要な技術が4つあります。
これらはなくてはならないものです。
- HTTP
- URI
- HTML
- REST
聞いたことがあるものがいくつかあるかもしれません。
それではそれぞれを簡単に説明していきます。
HTTP
HTTPとはWebの仕組みに必要なプロトコルです。
『Webを支える技術』の著者、山本陽平さんはHTTPについて下記のような説明をしています。
HTTPは名前こそハイパーテキストの転送用プロトコルですが、実際にはHTMLやXMLなどのハイパーテキストだけではなく、静止画、音声、動画、JavaScriptプログラム、PDFや各種オフィスドキュメントファイルなど、コンピュータで扱えるデータであれば何でも転送できます。
Webを支える技術 P68より引用
HTTPは転送用のプロトコルであり、ハイパーテキストだけではなく、画像や動画なども送信できます。
つまり、これはWebの技術そのものです。
Webでも画像や動画を見ることができます。
WebはHTTPなしでは、なしえない技術なのです。
HTTPについては下記で詳しく解説しています。

HTTPSとは?
URLを入力する際に、ほとんどのサイトでは「https://」と打つと思います。
ここで、httpの後の「s」はなに?
と疑問に思う方もいると思うので説明します。
「https」は[http」をSSL化したものです。
SSLとは、通信を暗号化する技術になります。
HTTP通信はクライアントとサーバ間で通信を行います。
その時に、httpだと外部から通信が丸見えになり、盗聴されてしまいます。
通信内容が盗聴されてしまうと、悪意ある第三者から何かしらのサイバー攻撃を受けてしまうリスクが考えられるのです。
それを防ぐために、クライアントとサーバのHTTP通信を暗号化する目的で「https」ができました。
URI
URIはWeb上で一意に識別できるIDのようなものです。
下記のような説明があります。
つまりURIとは「リソースを統一的に識別するID」のことです。
Webを支える技術 P42より引用
この説明を読むと、URLでは?
と思う方もいるかもしれません。
URIとURLはほぼ同じ(厳密に言うと違いますが)だと思って頂いて大丈夫です。
URIの中にURLが属しているのが本当の意味になります。
Webの世界ではURIということが多いです。

URIとURLはほぼ同義と考えても良いですが、Web業界ではURIとした方が伝わりやすいでしょう!
HTML
HTMLはマークアップ言語とも言われ、Webサイトに表示される情報はすべてHTMLで書かれています。
HTMLに触れたことがある方もいると思います。
Webサイトを構築する上で、HTMLは必要なものです。
HTMLがないとWebサイトに文字が表示されませんし、画像なども表示されません。
HTMLはWebで必須の技術となります。
REST
RESTとはWebのアーキテクチャスタイルと言われています。
アーキテクチャスタイルとは下記のように説明されています。
アーキテクチャスタイルは別名「(マクロ)アーキテクチャパターン」とも言い、複数のアーキテクチャに共通する性質、株式、作法あるいは流儀を指す言葉です。
Webを支える技術 P25より引用
RESTはWebサービスのアーキテクチャスタイル、またはWebAPIアーキテクチャスタイルです。
RESTはWebシステムを構築するお作法のようなものと私は思っています。
このRESTの作法を適用すれば、より良いWebシステムを構築できるでしょう。
作法なんて、と思う方もいるかもしれませんが、先人たちが苦労してより良いものを作ったので、それを利用しない手はないはず。
先人たちの努力を享受してシステムを構築すれば成功も近いでしょう。
現代では必要不可欠となったWeb
現代でWebを使用しない人はほとんどいないと思います。
誰しもがスマートフォンを持っている時代です。
スマホがあればどこからでも知りたい情報を得ることができます。
これはWebという仕組みが単純だからこそ実現できたのです。
WebはOSに依存しませんので、どのOSでもWebを利用することができます。
App StoreでインストールできるアプリはAndroidでは使用できませんよね?
これはOS依存している証拠です。
ここまでWebが発展したのは、OSに依存しない柔軟な仕組みだからこそだと思います。
これからもWebなしでは生きていけない世の中になりそうです。
まとめ
今回はWebの基礎について解説しました。
Webには必須の技術が4つあります。
HTTP、URI、HTML、RESTについては、Webサービスを構築する上では避けては通れないでしょう。
Webの仕組みを学べば、Webシステムの構築ができます。
ただWebシステムを作るだけでなく、より良いものができるでしょう。
可読性が上がり、保守性が上がればとても素晴らしいシステムになるはずです。
私もまだまだ勉強中ですが、これらの技術をしっかり身につけて、素晴らしいWebサービスを展開できたらと思います。
参考文献
- Webを支える技術
-
山本陽平著
技術評論社
関連記事


コメント