応用情報から高度試験までがついにCBT化されます。
ITパスポートと基本情報についてはすでに周知のとおり、すでにCBT形式の試験となっています。
ですが、応用情報や高度試験は問題の難易度が高いため、CBTにすると製作者側にかなり負担がかかり難しいとされていました。
それがついにCBTとなることで、特に記述の多い高度試験はキーボードで入力できることにより、字を書くことが苦手な方にとってはかなり有利になります。
さらに、日程の候補から自分で選んで受験することができるので、受験者数も増えそうです。
今回はこういったメリットからデメリットまでを紹介していきます。
- CBT化について知りたい
- R8春の試験を受験する方
- CBTによるメリットとデメリットを知りたい
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CBTとは
CBTとは試験会場に設置されたパソコンで試験を受けることです。
従来の紙に記載する方式ではなく、パソコンに入力することで受験者の負担が軽くなります。
ですが、キーボード入力が不慣れな方にとってはデメリットかもしれません。
個人的にはメリットの方が大きいように感じます。
では、メリットとデメリットについて述べていきます。
CBT化のメリット・デメリット
CBTのメリットとデメリットは下記です。
メリット
- 試験日時・会場を自由に選べる
- 即時採点・結果通知が可能
- パソコン操作により、受験者の負担軽減
これまで応用情報・高度試験・情報処理安全確保支援士は年2回の決まった日付に開催でした。
ですが、CBTによりいくつかの候補日があってそこから受験するスタイルになりそうです。
まだ詳細はIPAから発表されていませんが、おそらくはこのような形になるでしょう。
ITパスポートや基本情報については、即時点数が通知されました。
応用情報などは記述試験となるので、もしかしたら即時とはいかないかもしれなませんが、午前試験に関してはすぐに点数が発表されそうです。
キーボードでの入力なら、記述を何度も書き直すことは可能です。
紙に書くと、消しゴムで消した後などが残りやすいため、答案用紙が汚くなりがちです。
何度も記述の内容を見直せるのはかなりのメリットです。
デメリット
- パソコン操作に不慣れな人には不利
- 通信・システム障害のリスク
- 私物の持ち込み制限
パソコン操作が苦手という方には不利になりそうです。
さらにタイプミスなども怖いですね。
また通信障害などが起きて一時的に使えなくなるリスクなどもあるそうです。
CBTに持ち込めるものは限られており、自分の筆記用具などを持ち込めないケースがあります。
書きなれていないペンでメモを取らないといけないことも出てくると思います。
受験方法はどうなる?
科目Aと科目Bで分かれると予想します。
基本情報はAとBで分かれています。
科目Aは午前試験で、科目Bが午後試験です。
試験時間に関しては、科目Aと科目Bを同日に受けないといけないのか、それとも別日で受験できるのかは定かではありません。
しかし、日程の選択や場所の選択はかなり柔軟になると考えられます。
地方の方は受ける場所が限られているかもしれませんが、都心部に近い方は有利ですね。
試験問題は同じなのか?
試験問題は受験する人によってランダムに表示されると思われます。
人と同じ問題が当たることもあれば、全く別の問題が当たることもあるでしょう。
人それぞれとなるので、あまり他の人に聞くのはよくないですね。
従来通り、試験範囲をカバーできるように勉強するのがよいでしょう。
まとめ
情報処理試験のCBT化についてまとめました。
応用情報から上のレベルの試験がまさかCBT形式に変更されるとは全くの予想外でした。
これからはさらに受験者数が増えることでしょう。
それに比例して合格者数も増えそうです。
ですが、人は人で自分は自分なので、まずはどのような試験の形式でも合格できるように勉強していきましょう!
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