【勉強法】忘却曲線を意識して記憶が定着する方法を紹介!Hachiが使用しているスプレッドシートも公開!

【勉強法】忘却曲線を意識して記憶が定着する方法を紹介!Hachiが使用しているスプレッドシートも公開!

皆さん、このようなご経験はありませんか?

  • 昨日勉強したのにもう忘れちゃった!
  • 自分は物覚えが悪くてイライラする!
  • テスト前日に一夜漬けしたのにテストの点数が悪い!

私はありました。
特に学生時代はこれの繰り返しです。

どうしてこんなに勉強ができないんだ

このように自分を悲観したりして……。

ですが安心してください!
そんなあなたに、忘却曲線というものをお伝えします。

忘却曲線を理解してレベルアップしましょう。

Hachi

よし!やるぞ!!

このような方におすすめ
  • 物覚えが悪い
  • 勉強したことをすぐに忘れてしまう
  • 暗記が苦手
目次

忘却曲線とは

学習したことを記憶に定着させるには、忘却曲線というものを利用するのが良いでしょう。

忘却曲線とは、ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが提唱したものになります。

記憶が時間の経過とともに変化するものを表したグラフです。

忘却曲線1
出典:https://sakura394.jp/wp-content/uploads/2020/05/f541260c2910a0555c8e00f175e2d5501.pdf

上記グラフから分かるように、人間の記憶力はあまりよくないです。

たったの1時間でほぼ半分を忘れてしまい、一日後には8割を忘れてしまいます。

学校の授業で言えば、1限目の内容を2限目にはすでに半分ほど忘れてしまっていて、次の日にはほとんど覚えていない状態。

なので、勉強したことをすぐに忘れても悲観する必要はありません

忘れて当たり前なのです。

では、人間の記憶はどのように定着するのでしょうか?

記憶を定着させる方法

こちらのグラフをご覧ください。

忘却曲線2
出典:https://sakura394.jp/wp-content/uploads/2020/05/f541260c2910a0555c8e00f175e2d5501.pdf

復習する場合(赤線)と復習しない場合(青線)を比べて、復習することで記憶に定着することが分かります。

そして、これは復習する理想のタイミングも表しています。

下記タイミングが理想の期間です。

  • 1日後
  • 1週間後
  • 1ヶ月後

いかに復習することが重要なのかが分かりますね。

復習を定期的にしないと、人間の脳は重要な情報として記憶してくれません

知り合いの名前だって何度も呼ばないと忘れてしまいます。

親友の名前を忘れないのは何度も呼んでいるからだし、それによって脳が重要だと判断しているといえるでしょう。

学習には復習が重要だということを頭に入れておいて下さい。

勉強した後に仮眠をとる

勉強してすぐに仮眠をとると記憶に定着しやすいと言われています。

また、就寝前にテキストなどを読み込んですぐに寝るのもかなり効果があるでしょう。

睡眠をとることによって脳を休めて、記憶を整理します。

お昼に勉強して仮眠をとって、また勉強をするというサイクルでどんどん勉強をすることができるのです。

五感をなるべく多く使う

参考書を読むときに、ただ目だけで読むのと音読をするのでは記憶への残りやすさが全然違います。

音読をすることによって、五感を使うので記憶に残りやすくなるのです。

おすすめなのが、参考書を音読してノートに書き込むことです。

これで「視覚」、「聴覚」、「触覚」を使うことになります。

なるべく多くの五感を利用して記憶に定着させましょう。

忘却曲線を利用した勉強法

私が実際に行っている勉強法を紹介します。
(応用情報技術者試験の学習を参考例として出します。)

勉強法1

こちらは私が自作したスプレッドシートです。

間違えた日付とURL(URLは応用情報技術者試験の過去問道場という学習サイトのURL)、
翌日、1週間後、2週間後、1ヶ月後、2ヶ月後としています。

本来なら2週間後と2ヶ月後は必要ありませんが、
念のため入れています。

スプレッドシートの設定で、当日の日付の背景色を変更するようにしています。

日付にはそれぞれ下記数式を入れています。

  • 翌日→「間違えた日付のセル+1」
  • 一週間→「間違えた日付のセル+7」
  • 二週間→「間違えた日付のセル+14」
  • 一ヶ月→「=EDATE(間違えた日付のセル,1)」
  • 二ヶ月→「=EDATE(間違えた日付のセル,2)」

URLの部分は自分の学習しているサイトなり、
参考書のページなりを記載すると良いと思います。

インプットとアウトプットのバランスが大事

記憶に定着させるには、インプットとアウトプットのバランスが重要になります。

そして、インプットとアウトプットにはそれぞれ適した時間帯があります。

インプット:就寝前
アウトプット:朝

上記の時間帯がそれぞれ最適なので覚えておきましょう。

インプットする場合は、なるべくノートや紙の参考書で行うことを推奨します。

なぜなら、電子書籍やタブレットなどを使用するとブルーライトを浴びて眠れなくなるからです。

就寝時間が遅くなると、その分朝起きる時間も遅くなります。

つまり、アウトプットの時間が減ってしまうということです。

さらに、6時間は睡眠時間をとらないと、インプットしたことが記憶に定着しないので注意です。

脳は寝ている間に記憶を整理する作業をしているのです。

くれぐれも勉強のし過ぎには気を付けてください。

Hachi

睡眠時間の確保は最優先で!

インプットとアウトプットの比率

インプットとアウトプットのバランスが大事だと述べましたが、実際の比率は下記くらいがおすすめです。

  • インプット:2~3割
  • アウトプット:7~8割

比重はアウトプット多めです。

なぜかというと、アウトプットすることで記憶に定着するからです。

インプットばかりだと、いつまでも覚えたことを記憶に定着させることができません。

アウトプットは実際にテストでも行いますよね?

どれだけの冊数の本を読んで知識を蓄えても、それを活かさないと意味がないように、勉強もインプットしたことをアウトプットすることで点数が伸びます。

さらにインプットだけでは飽きてしまうでしょう。

ひたすら参考書や教科書、ノートを読んで覚えるだけだと、集中力が続きません。

インプットは2~3割に留めて、アウトプットを中心に行っていきましょう。

インプットとアウトプットの方法

皆さんはどのようにしてインプットとアウトプットをしていますか?

すでに自分の学習方法を確立している方は読み飛ばしていって大丈夫です。

私がおすすめするのは、五感をつかってインプットとアウトプットをすることです。

例えばインプットするときはただ目で読むだけでなく、声に出して読んだり、歩きながら声に出して読んだりをします。

五感を組み合わせて活用することで、インプットしやすくなったりするのです。

アウトプットも同じで、自分の中でアウトプットするのではなく、書いたり声に出したり、散歩しながらブツブツと口に出したり(周りに人がいない時がおすすめ)することで記憶に定着しやすくなるでしょう。

また有酸素運動後に勉強することで、集中力が上がるとも言われています。

がむしゃらに勉強して覚えるものではない

学校とかでがむしゃらに暗記をしていた同級生などいなかったでしょうか?

その時のテストでは良い点を取れますが、受験シーズンになると忘れているものです。

これはまさに、忘却曲線に沿って学習していないからでしょう。

頭のいい人は、予習と復習を欠かしません。

テストが終わっても、間違えた問題を復習するのは、テストがゴールではないからですね。
学生だと目標は受験です。

受験まで定期的に復習をしないと忘れてしまいます。

頭のいい人はこれを知らず知らずのうちに実践していると言えるでしょう。

資格の勉強でも同じです。

資格取得だけでなく、取得した資格を仕事や生活に活かすには復習をすることが大切。

自分のゴールがどこにあるのか、またそのゴールのためにどれくらいの復習が必要なのかを一度考えてみるとよいでしょう。

勉強はがむしゃらに暗記するものではありません。

今一度、忘却曲線を意識して勉強方法を見直してみてください!

Hachi

忘れないために復習をしっかりやることを心がけましょう!

まとめ

今回は忘却曲線について解説しました。

私はこの勉強法試してまだ日は浅いですが、
かなり手応えはあります。

学校でよく復習が大事と教わりましたが、
このことを指していたんですね。

今更になって実感しました。

皆さんも一緒に勉強頑張りましょう!

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この記事を書いた人

フリーランスエンジニアとして活動。
主に業務システムの要件定義~保守まで幅広く担当しています。
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