令和6年春の過去問の問4の解説をします。
題材はWebアプリケーションプログラムです。
では早速解説に移ります。
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問1
(1)CSVファイルを閲覧できてしまうユーザー
ア(システム運用管理者)
CSVファイルのオーナーがオーナーは「batchappuser」、グループが「operation」となります。
「operation」にはシステム運用管理者が含まれるので×です。
(2)batchappuserの所属グループ変更先
personal
- operation グループではシステム運用担当者もアクセスできてしまう
- develop グループに変更すると開発者がアクセス可能になるため不適
- personal グループには「重要情報取扱運用者」が所属しており、アクセスしても問題ない
(3)暗号化されたCSVファイルを復号する処理の追加箇所
4(注文データCSV取込みバッチ処理)
CSVを取込みする時に復号が必要となります。
問2
(1)例外が発生する可能性のある行番号
5
SHA-1が利用不可な環境では例外が発生してしまう。
(2)発生する事象
例外
「NoSuchAlgorithmException」が発生するので「例外」が答えとなります。
(3)アクセスできる情報
f〜g:アクセスできてしまう情報と出力場所
| ユーザー | アクセスできる情報 | 出力場所 | 解答 |
| システム運用担当者 | 氏名、住所、電話番号、メールアドレス、パスワード | エ(本番APサーバの /var/log/serverlog 配下のテキストファイル) | |
| システム開発者 | 同上 | オ(本番ログサーバのAPログを保存したテキストファイル) | |
(4)暗号アルゴリズムの変更
・SHA-256 ・SHA-384 ・SHA-512
(5)例外時の処理
・throw new RuntimeException(e)
・ランタイムエラーを例外としてthrowする。
(6)例外後の処理
finaly
finalyは例外の有無に関係なく走る処理です。
(7)レインボーテーブルの対策
ア
ソルトとパスワードの組をハッシュ化します。
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